天孫降臨の道巡り ~2020 高千穂峰~
2020年 12月 09日
12月8日、高千穂峰へ。
最近N氏の雄姿を報告するブログになってるような気もしますが(^-^;
今回もそのN氏と三人での山歩きに出かけてきました。
2月に予定しているくじゅうの雪山登山(←雪あるかなぁ?)のためにトレーニングを兼ねて、高千穂峰に行ってきました。
N氏もだいぶ山歩きに慣れてきて、霧島も韓国岳や高千穂峰、大浪池と基本コースは踏破してきました。
そろそろ違うコースも連れて行こうと、同じ高千穂峰でも今回はセタオ道から天孫降臨コースを歩きます。
今回はしっかり起きてた朝に弱いN氏のおかげで、予定通り高千穂河原に到着して準備します。
準備してると、すぐ隣で前回の矢岳でお会いしたYAMAPつながりの二人組とバッタリ!
少し挨拶を交わした後、いいお天気の中早速GO!(7:58)
スタートはまだ元気ですw
古宮跡から左のセタオ道へ。
ここから先はN氏は未知の領域です。
Sakuraも実に数年ぶりの天孫降臨コース!
ゆるっと登るとすぐに鹿ヶ原へ。(8:17)
朝日に照らされた中岳が美しい☆
11月のくじゅうで膝を痛めたN氏ですが、今日に備えて整骨院でテーピングを施してもらってくるという準備万端さに気合の程を感じ取り、長い道のりも大丈夫だろうと安心して気持ちのいい道を進みます。
…が、先へ進むにつれ「山登りにきて山下りから始めるのは初めてだ」とか言い出し、右手に見えてる今日の目的地がだんだん遠ざかっていく様子に若干ご不満そうw
そうだよN氏、下った分だけ登りも距離も増えるのよ~♪ ←これはある意味真理でもあります(笑)
じゃなきゃトレーニングにならないでしょ?(^^)/バシッ
N氏のテンションと一緒に下っていく道ですが、冬枯れのいい景色の中を気持ちよく歩き、Y字分岐(8:42)、リンナイ林道分岐(9:05)、矢岳谷越え分岐(9:20)といいペースで進みます。
リンナイ林道分岐
矢岳谷越え分岐
そしてあっさり林道に出て(9:24)、矢岳Pへ。(9:28)
だいぶ遠くなった高千穂峰を眺めながら、天孫降臨Pへショートカットルートを進みます。
2年前ここをソロで歩いた際迷った場所ですが、最近は歩く人も増えてるみたいだしだいぶ歩きやすくなったんじゃないかな~なんて思いつつ…
ところが、鹿よけネットにまた手間取りながらなんとかクリアし、記憶よりも濃密な藪漕ぎ、そして以前さまよった森の中もやっぱり少しわかりにくい(;´・ω・)
今回は迷わずすぐに抜けられましたが、セタオ道から直接抜けられる道もあるようで、そっちのテープもあったりで以前とは違う場所から林道に出ました。
2年前一人さまよった森
そこから林道をあと少し下って、ようやく天孫降臨Pへ(10:05)
目的地を背にして歩くのに納得できないN氏(笑)
高千穂河原からここまでで6.2km、標高も270mくらい下ってきました。
はるか彼方に見える高千穂を見上げてN氏が絶句してますw
そうそう!その顔が見たかった( *´艸`)
そしてもうすでに疲れて、ここまでで満足したような顔してるN氏!
こっからが本番だよ~(^^)/
まぁ、徒歩で鹿児島県霧島市から宮崎県高原町に来てるしね。よくがんばったとは思うけど、登らなきゃ帰れないよ?(^-^;
ちょい休憩の後、「さぁ登ろう!」と言って登山口を出ると最初がまた下りでまたN氏がブツブツ言ってますが(笑)
沢を渡ると本格的に登りのスタート!
はじめは樹林帯の中をテクテク♪
だんだんと木々の間から景色が見えてきます。
そして、進んでも進んでも見上げる高さにある山頂が近づいてきません。
…N氏はこのあたりでこのコースに連れてきたことを恨んでいたようですが(笑)
とにかく登り続けると、先日登った矢岳・竜王山が同じ目線に並んできて、高原や小林の街並みが見えてきます。
高度が上がるたびに変わっていく絶景に、さっきまで不満そうだったN氏のテンションもようやく上がってくれたようです。ついでに息もだいぶ上がってきてますがw
1000m超えてもまだまだまだ…
1100m…
それでもまだまだ遠い…
絶景に癒されます☆
それでもひたすら続く登りをいい景色に励まされながら進み、二子石が同じ目線になってくると、ようやく東神社コースと合流(12:07)
天気が良いのもあって今日はまた一段ときれいですが、初めて見る高千穂の風景に満足してもらえたようで何より☆
でもここから最後が一番のしんどいところ(><)
でも山頂が見えてきてるので頑張って登ります。
失礼しま~す!!
鳥居をくぐり山頂直下の階段。
夏の豪雨でえぐれたようです。普通に歩けますが踏み外すと危ないので注意ですね。
↑の写真右に写ってる、ゴールまであと一歩のところにある大岩。
行く手を阻むように鎮座する大きな岩です。
Haru「あとちょっとで山頂なのに…」
Sakura「これを越えないとたどり着けない…どうする(´;ω;`)??」
N氏「(*´Д`)ハァハァ ここまで来たのに…じ、邪魔するな~!!!」
ここでN氏の必殺技が(;゚Д゚)
「全集中…できないっ!
息も絶え絶えの呼吸 苦(く)の型 ヘロヘロ斬り!!」
なんと大岩が真っ二つに…
…なんてことがあったとかなかったとか┐(´∀`)┌ヤレヤレ
…さて、くだらない寸劇はさておきw、お腹もすいたので大岩を捲いてすぐに山頂到着!(12:52)
風は冷たいものの強くなくて、太陽もポカポカなので外で絶景とともにランチ♪
またこれですが(^-^;
でも今回は、1品ちゃちゃっと作れる山メシを準備。
キノコと玉ねぎ、ピーマンに厚切りベーコン、ウィンナーを炒めるだけの簡単料理☆
スパイスはバジルソルトをベースにガーリック、ブラックペッパーを混ぜたもの。
フライパン一つで簡単調理のわりに、なかなか美味でした(^^♪
食べる専門の方弐号 …あ、お茶係だったな(;´・ω・)
山頂小屋前にユニクロのダウン忘れ物!
小屋の中に入れてあるので心当たりの方は取りに来てくださいね~(><)
コーヒータイムまでしっかり堪能、その後は山頂をぐるり一周しながら今日のがんばり(セタオ道から矢岳P、天孫降臨Pなど)を上から眺め…
N氏もこれを見たらさすがに大満足だったようです(^^)/
それにしても遠く市房山など脊梁山地や霧島の山々もきれいに見える、本当にいつまでも見飽きない光景でした☆
気づけば2時間近くもゆっくりしたのでそろそろ下山します。(14:25)
下りは御鉢までサクッと軽快に下り(14:41)、馬の背でも今日のがんばりを眺めながら進み、御鉢斜面は砂スキーで滑走して古宮跡まで戻ります。(15:36)
USAの消防士みたい(笑)
最後まで滑るw
苦労して登った割に下りはあっさりですが(^-^;
ただ、最後石段でN氏がまた足を少し痛めてしまいましたが、何とか13kmの道のりを歩きとおし、ぐるっと1周!!
ぐったり(してるふりのw)N氏!
よくがんばった(祝)
そして、無事ゴールできました。(15:41)
帰りは霧島の神の湯でさっぱりした後、行きつけの反省会会場へ♪
心地よい疲れの中、N氏ファミリーも合流して楽しい時間を過ごしました☆
N氏、これでまた冬山の準備がひとつそろったね~☆
さぁ、次はどの山に登ろうか?(←パクリ)
by harusakura0408 | 2020-12-09 20:20 | 霧島山 | Comments(0)